
「鬼はみんなのおなかの中にもいるんだって」紙芝居の内容にちなんでそう話すと、「うん、心の中にもいるんだよね」と言う子がいました。「悪い鬼がいる心ってどんな心かな?」と聞いて難しそうな顔をしている子に「じゃあ、良い心ってどんな心だろう?」と聞くと、「やさしい心」「やる気がある心」「がんばる心」等々と返ってきたところで、改めて「悪い心って?」と聞けば、「いじわるする心」「嘘をつく心」「怠ける心」…といった具合に返ってきます。節分という行事の意味やそこに込められた願いを丁寧に話し、目に見えない鬼を追い払うための“おまじない”として豆を投げたりヒイラギやイワシなどを玄関に飾って明日の立春を清々しく迎えよう、そんな習わしを学ぶ機会となる一日にしたいと毎年願いながら行っています。今年も横近習大神宮様より鬼をお招きして節分会を盛り上げていただきました(子どもたちにとっては迷惑な話なのかもしれませんが…(^^;) ありがとうございました。
この時期にしては温かい穏やかな晴れの節分。その陰に深刻な少雨問題があったり、何十年に一度レベルの大雪で大変なご苦労をされている方がいらっしゃるのが現実です。こうした極端な気候の変化も“鬼の仕業”とするのか、自分にできることは何なのかを一人ひとりが真剣に胸に手をあてて考えなければならない今この時であると感じます。


