園の一日
8:30〜
登園・身支度・自由遊び
9:00くらいまでを目安に順次登園。「おはようございます」一日の始めはあいさつから。健康面やその他のことでご連絡があれば伺います。お家の人に「いってきます」をしたあとは、教室で身支度や荷物の整理をします。初めは先生に手伝ってもらいながら、だんだん自分のことは自分でできるように、毎日の積み重ねの中でやり方を覚えて身につけていきます。支度をしたら園庭へ。過ごしやすい季節はもちろん、暑い日は木陰を中心に、寒い日だって積極的に戸外へ飛び出します!遊具で遊んだり、園庭で出会う虫や生き物・植物にふれながら戸外でのびのび遊べるこの時間がとても大切です。たくさん遊ぶことで次に続く活動にメリハリができるでしょう。

10:00〜
体操・朝の会・歌
全体でラジオ体操をしたり、歌を歌ったりします。季節の歌を中心に一年を通していろいろな歌や音楽にふれます。覚えた歌をお家で口ずさむことがあるかもしれません。夏の暑い日をのぞいてマラソンもします。リズムの良い音楽をBGMに園庭を走ったあと自分の胸に手をあてれば心臓がドキドキ! 体がしっかり目を覚まします。朝の会では先生の話を聞くだけではなく、例えば休み中に家で遊んだことや思い出を話し、人の前で発表すること、相手に伝わるように話すことなどを学びます。

10:30〜
クラス活動 他
クラスごとに活動します。絵本や紙芝居の読み聞かせ、ことば遊び、数遊び、絵画・造形・製作、メロディオン・ハーモニカ・和太鼓の練習、英語教室・体育教室など内容はさまざま。一日の中でいちばん集中でき、活動が充実する時間です。この時間にあくびをしたりスタミナ切れにさせないカギが朝ごはん。そのために必要なのが早寝・早起きの生活リズムです!幼い頃にこそ身につけるべきこの基本リズムがとても重要であり、卒園後も必ず素晴らしい効果をもたらす習慣であると考えています。

12:00〜
昼食・歯みがき
基本は月曜日から木曜日が給食、金曜日はお弁当。給食は調理・配達を業者に依頼する外部搬入形式で、子どもたちのために工夫されたいろいろな献立をご提供いただいています。野菜嫌いで偏食がち?給食はお家以外の味に慣れる意味でもメリットが多く、友達と一緒に楽しく食べる雰囲気の中で、苦手な食材にも挑戦してみようという気持ちが生まれます。「家だと全然食べないんですけどね・・・」という声も聞きますが、振り返ってみた時に入園当初は残していたものを卒園する時には食べることができるようになった姿をたくさん見てきています。年長さんは就学後の給食時間にも配慮して時間内に食事を終えられることも大切に指導しています。食べたあとはしっかり歯みがき。個々の段階に合わせて仕上げみがきから始め、自分で最後までできるようにしていきます。

13:30〜
クラス活動
クラスごと、その日の様子で午前中の活動を展開したり、他の活動をしたりします。入園前の生活リズムの影響もあり、この時間に眠くなる子もいます。本園ではみんなでお昼寝の時間は設けていませんが、できるだけ個々に配慮しながら対応しています。

14:30〜
身支度・帰りの会
朝と同様に自分でできるように促しながら帰りの身支度や荷物の整理をします。帰りの会では今日の活動の振り返りとともに明日の活動への期待をもたせます。また、洗濯物や配布物、製作物など、今日荷物の中に何が入っているか、明日お家から持ってくるものは何かを確認して帰ります。そうすることでお家の人任せにせずに自分自身が忘れ物をしないよう気をつける姿勢も身についていきます。

15:00
降園
全体降園時間。「さようなら」「また明日」一日の終わりもあいさつで締めくくります。園より連絡事項を口頭もしくはメモでお伝えします。子どもたちから一日の感想も聞けることでしょう。これ以降は預かり保育時間となります。

18:00
閉園
最終降園時間です。明日も良い一日となりますように☆

EVENT
年間行事
主なカリキュラム
英語教室
対象:年少・年中・年長
外国語や異文化に触れる機会として週1回のペースで外国人講師を招いて行っています。会話や音楽、ゲームを通して子どもたちは体と感覚で言葉や発音を覚え、自然に意味を理解していくところが座学で学ぶ英語との大きな違いだと思います。講師と「See you next time!」でハイタッチをしてレッスンを終え、そのまま一緒に玄関まで見送る子どもたちの姿をいつも微笑ましく感じています。
体育教室(マット運動・跳び箱)
対象:年中・年長
子どもは様々に体を動かして遊ぶことで、いろいろな動作を身につけていきます。また、公園等で他の子と遊ぶことは社会性を身につける機会にもなります。しかしながら、年々懸念されているのが外遊びの時間の減少と、(一概には言えなくても)ゲームやスマホで遊ぶ時間の相対的な増加傾向ではないでしょうか。本園でも年間暑い時期が長くなるほど園庭の遊具で遊ぶ時間が減ってしまっていると感じています。また、子どもに“転ばぬ先の杖”を差し出しすぎて、かえって身の守り方を学ぶ機会をも奪っていないかということも気になります。手をついているようでも指が曲がっていたり手首を柔軟に使えず自分の体をしっかり支持できていない子や、椅子に座る時すぐ肘をついたり足を広げたり猫背になったりと短時間であっても姿勢の保持が難しい子を見かけます。体育教室ではマット運動を中心に運動機能や体力の向上をはかります。友達の順番の時も指導者の話をよく聞いたり良いところを真似して吸収しようとする態度、できた時の喜びを次への挑戦につなげる心も大切にしています。
音体(和太鼓)教室
対象:年中・年長
専門講師の定期的な指導のもと国の伝統文化である和太鼓演奏を通して心技体を磨きます。日々の練習の積み重ねの中で学んでいくのは演奏技術のみならず、諦めない気持ちや向上心、そして体づくりです。決まった型や動作を教え込む指導自体が幼児期の教育にふさわしくないというご意見もきっとあるでしょう。しかしながら、「健康・人間関係・環境・言葉・表現」という教育要領5領域の各ねらいに通じる願いをこめた指導と、何よりも子ども自身が意欲的に取り組む姿勢、その中で得られる自信や喜びがそこに確かにあるのです。運動会や発表会で練習の成果を披露する時の子どもたちの真剣な眼差し、かっこいいところを見てほしいという一生懸命な姿は感動なしに見られません。ぜひご家庭の皆様にも楽しみにしていただければ嬉しいです。
鍵盤ハーモニカ&ハーモニカ
対象:年中・年長
本園では年中児からカリキュラムに取り入れています。興味関心は個人差があり、また“できる・できない・好き・苦手”が明確にあらわれる活動でもあります。はじめに指使いや吹き方(タンギング)の基礎を学んだら、あとは日々継続的にいろいろな曲をどんどん吹いていきます。うまく吹けないうちは楽しさを感じにくいかもしれませんが、そこで努力する心を学びます。できなかったところが吹けるようになった、一曲通して吹けるようになった、吹ける曲が増え自信がつくほど練習が楽しくなるので、そこを指導する側も大切に粘り強く関わります。練習の成果は発表会でも披露され、卒園式では思い出の言葉とともに季節の歌をハーモニカで奏でます。楽器と一緒に使い込んだ楽譜もきっと将来の宝物になるはずです。
折り紙
誰でも一度は紙飛行機を折って飛ばしたことがあるかと思いますが、まっすぐ遠くまで飛ばせた時は何とも気持ち良いものです。それに魅了された子どもたちは投げた紙飛行機を追いかけては飛ばし...を何度も繰り返し楽しみます。この紙飛行機も折り紙のノウハウが詰め込まれており、折り方や飛ばし方のコツを学ぶと格段に飛び方が変わってきます。
本園では製作活動に折り紙を多く取り入れています。折り紙は指先の運動機能や集中力の向上のためにも優れた教材だと思います。左右の手と指をそれぞれ動かしながら角と角を合わせたり線に合わせて折ることは、初めての子どもにとってかなり難しい作業です。まず基礎折りからゆっくり始め、1枚の紙からいろいろな形が生まれるおもしろさや達成感を味わいながらしだいに上達していきます。見本と自分のを見比べる力や言葉で折り方を理解する力が身についていくと、やがて自分で折り図を見ながら折れるようになったり、オリジナルの作品も出来上がるようになります。
読み聞かせ
幼稚園にはたくさんの絵本や紙芝居があります。毎日のように読み聞かせの時間を取り入れ、物語や話の展開の楽しさを共有したり、身近な人の声を通して聞いた言葉がいろいろな好奇心をかき立てたり、文字への関心を高めます。甲斐市の「創甲斐教育推進事業」による移動図書館や図書館訪問利用では、おはなし会を開いていただいたり、読みたい本を自分で選ぶ経験や図書館の利用の仕方、マナーを学ぶ貴重な機会をいただいています。ご家庭でお子さんはどのくらいの頻度で本にふれていますか?親子で一緒に本を読む時間は多くてマイナスになることはなく、幼い頃から身についた本に親しむ習慣は日々の生活をより豊かなものにしてくれるでしょう。
遊具を使った運動遊び
靴を履けばすぐに広い園庭でのびのび遊ぶことができ、そこには四季折々を楽しめる樹木が何種類も植えられています。そして、ブランコ、鉄棒、すべり台…園庭を囲むように配置されている数々の遊具。総合遊具と呼んでいる大きい遊具もあります。近頃、おそらく安全面への配慮から撤去される公園の遊具を見かけます。屋外遊具は管理コストもかかりますが、それに見合うだけの大切な遊び場として維持に努めています。どういう使い方や行動が危険につながるのか、それを避けるために何に気をつけながら遊べばよいのかは、すべて事前に言葉だけで指導できるものではなく、自分の体で経験し学ぶことも不可欠でしょう。遊具で遊ぶ時以外にも園生活全体を通して過干渉になりすぎない見守りの中で、子どもが自ら安全を学べる環境をつくれるように心がけています。
ゴーヤのカーテンと食育
毎年テラスに植えているゴーヤ。実は、これまで山梨県の緑のカーテン取り組み情報に応募し、何度も優秀事例作品として県のホームページで紹介されているのが密かな自慢です。他にジャガイモ、キュウリ、トマトなど夏野菜を中心に栽培していますが、やればやるほど野菜作りは知識と経験が物を言う世界だと思います。その道のプロである農家の皆さんも近頃の天候にはご苦労されているように、日々自分たちが口に入れる食べ物は決して当たり前に用意されたものではないことや、お米も野菜も人の手と自然の力がうまく作用しなければ育たないこと、そもそも食とは命をいただくことだと学ぶのが「食育」で大切なことではないかと思います。植物には虫が集まります。例えば、アブラムシだらけの葉っぱやゴーヤのカーテンに棲みついたカマキリを見つけたり触れたりする経験が命の何たるかを、共存とはどういうことかを子どもたちに言葉以上に語りかけてくれるのではないかと思うのです。「命を大切にしましょう」と言ってただ殺生しないことだけを教えるのではなく、自分たちが生きるためには犠牲にしなければならない命があって、そのことと向き合いながら自然の中でいかに生活していくかを考えられる人に育ってほしいという大きな願いがそこにあります。
園外保育
フットワークを軽くして、過ごしやすい季節を中心に園外へ積極的に繰り出します。園庭の樹木や草花、虫や小動物にも四季折々を味わうことができますが、より開放的な環境で自然を感じられるよう公園にも出かけます。また、科学館、美術館、図書館、消防署などの施設を訪問させていただき、実際に観て、聴いて、体験することが子どもたちの好奇心を刺激し、本物にふれる経験の1つ1つがその感性を豊かにしてくれるでしょう。
